日本国内で主にプレイされているルールを解説する。
2個使用する。
得点を示す整数 10000, 5000, 1000, 500, 100 がデザインと対応した、点棒を使用する。
ゲームの目的は、最終局終了時に全プレイヤーのうち最大の点数を持っていることである。
日本麻雀の評価基準は多様化が激しいので、本項目は運用時に適宜変更することができる。
局に対応する量の組は、風位・番号に加えて数値{すべての非負整数}からなる。 第1局において、この数値は0である。
各ゲームは、東場・南場の2圏からなり、この順にプレイされる。
荘家のことを東家、また、反時計回りに残りのプレイヤーを南家、西家、北家という。
配牌の規定枚数は、荘家のみ14枚、散家は13枚とする。
副露行為は碰・吃・暗槓・加槓・大明槓とする。碰は刻子、吃は順子、槓3種は槓子を作る行為であり、吃に限って、上家の打牌のみを利用できる。
副露面子は、その種類 (副露に使用された打牌やその打牌を行った者も含む) が明確に判別できるような状態で、卓の右隅に晒される。
槓3種は、行った直後に、規定の位置から嶺上牌を取得する。
和了を宣言するには、役があることが必要である。また、点和を宣言するには、これに加えて、振聴の対象でないことが必要である。
複数のプレイヤーが、1つの打牌に対して点和を宣言した場合、全員の和了が認められることがある。
壁牌が14牌残してなくなった時点で荒牌とする。
局が和了によって終了したときは、摸和は残りのプレイヤー全員が、点和はそれを宣言された打牌を行ったプレイヤーのみが得点を支払う。
局が荒牌によって終了したときは、各プレイヤーの手牌を検査し、聴牌であるプレイヤーに対して、不聴であるプレイヤーが得点を支払う。
荘家が和了したとき、または、荒牌で荘家の手牌が聴牌であるときは、局に対応する数値を1増やす。 荒牌で荘家の手牌が不聴であるときは、局に対応する数値を1増やし、番号を1増やす。 散家が和了したときは、局に対応する数値を0とし、番号を1増やす。 ただし、番号を増やす時に、番号がすでに4である場合は、風位を変更し、番号を1とする。 ただし、風位を変更する時に、風位がすでに南である場合は、ゲームは終了する。