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我打麻将の研究室

メタ麻雀のルール

概要

麻雀のルールを比較する際、基準となるルールが必要である。 しかし、存在するすべてのルールは、ある特定の集団でしかプレイされていない。 よって、存在するルールを基準とすることは、そのルールに偏った観点から全体を論じることになり、適切でない。 そこで、既存の麻雀の「共通部分」をできるだけ拾い出したものを「メタ麻雀」なる概念として提案し、ここに発表する。

なお、本ルールは「これから麻雀のルールを覚えたい」読者のために書かれているわけではなく、あくまで比較研究の基準として書かれている。 したがって、本ルールのみに準拠して麻雀をすることはできない。

プレイヤー

麻雀は4人で行う。

用具

麻雀牌は、萬子・筒子・索子(これらを数牌という)それぞれ9ランク各4枚、四風牌4種各4枚、三元牌3種各4枚(この2つをあわせて字牌という)の、合計34種136枚からなる。

サイコロ

サイコロは、離散的な一様分布[1,6]なる確率変数を発生させるものとする。 なお、以下「サイコロを振る」とは、同等な別の行為(定められた別の用具を使うことや、単に別のルールに従う、全自動卓のボタンを押すなど)をさすこともある。

得点表示器

各プレイヤーは、移動の総和が0となるような得点をもつ。これの量を表示する用具を用いる。

ゲームの目的とプレイヤーの義務

全てのプレイヤーは、各種麻雀のルールで定められた評価を最大にすることを目的として競技しなければならない。

ゲームのアウトライン

ゲームの最小単位を局という。 全ての局には、風位 {東, 南, 西, 北} と番号 {1, 2, 3, 4} の組が対応する。 その組を用いて、それぞれの局を「東1局」「北4局」のように呼ぶ。

等しい風位が対応付けられた局4つをもって、圏または場という。 その風位を用いて、それぞれの圏を「東場」「南場」「西場」「北場」と呼ぶ。

ゲームの単位

各ゲームは、異なる4圏からなる。 それらを東場、南場、西場、北場の順にプレイすることによって、1ゲームが終了する。

ゲーム内部の進行

局の開始

洗牌と砌牌

局の開始に先立って、全ての牌を裏返しにし、よくかき混ぜる。 その後、4人のプレイヤーの前に2段ずつ、均等に積む。 積まれた牌を壁牌という。 なお、この操作は全自動卓に実装されている機能を用いることがある。

開門と配牌

各局において、プレイヤーのうち1名が荘家となる。 荘家はサイコロを振り、出目に従って開門位置と呼ばれる位置を決定する。

開門位置で壁牌を分け、各プレイヤーは規定枚数の牌を取得する。 この行為、ならびに取得された牌を配牌という。

局の進行

摸打

局のもっとも基本的な動作は、摸牌と打牌である。これらをあわせて、摸打という。

壁牌の所定の位置から1枚の牌を取得し、手牌に加えること、また加えられた牌を摸牌という。

手牌のうちから1枚の牌を選び、河に加えること、また加えられた牌を打牌という。

局は、各プレイヤーが順序よく摸打を繰り返すことによって進行する。

副露

定められた牌の組合せを作る時、他家の打牌によって河に加えられた牌を取得することができる。この行為を副露という。

副露はあるプレイヤーの打牌より後、次順のプレイヤーの摸牌より前に、先立って発声することによって行う。

局の終了

局の終了には2種類の形式が存在する。

和了

和了には2種類の方法が存在する。なお、どちらの場合においても、ルールで定められた条件をみたす必要がある。

あるプレイヤーの手牌が、摸牌によって規定の組合せとなったとき、そのプレイヤーは発声することによって和了することができる。これを摸和という。

あるプレイヤーの手牌に、他のプレイヤーの打牌を加えることによって規定の組合せとできるとき、そのプレイヤーは発声することによって和了することができる。これを点和という。

荒牌

摸打の動作1回あたり、壁牌が1枚減る。 したがって、和了が発生しなければ、局の間に壁牌がなくなる。 このような場合を荒牌という。

得点の授受

局が終了したとき、その終了方法や手牌の内容などによって定められたルールに従い、各プレイヤーは得点を授受する。

局の移動とゲームの終了

局が終了したとき、一定の条件に従って決まる風位・番号をもつ局が再度開始するか、ゲームが終了する。